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テロ行為と勘違いされたお騒がせフラッシュモブ

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フラッシュモブ勘違い

スペインのリゾート地が突如パニックに!

今や世界的に広まったサプライズのフラッシュモブ。感動や喜びを届けることができると大人気です。でも、一歩間違うととんでもないことになりかねないのです。

それはちょっとしたイタズラ心から

およそ踊るはずのない通行人が突然ダンスを始め、そして見る見るうちに大勢の通行人が踊りだすなんて、道行く人の誰が想像するでしょうか。また、突然、人々が次々と身動きしなくなるなんていうこともあります。いずれのフラッシュモブも突然そうあるはずのないところで、そうあるはずのないことが起きるからサプライズになるのです。それを目にした人々はそのクオリティや素晴らしさに驚き、そして感動をするのです。
本来はそんな風に人を喜ばせるためにものなのに、テロと勘違いされて大騒ぎになってしまったフラッシュモブがあります。それは、スペインのリゾート地でのことです。パパラッチになりすまして芸能人のように一般人を追いかけるというフラッシュモブが企画されたのです。観光客を驚かせようという5人のドイツ人たちほんのイタズラ心からでした。でも、いざフラッシュモブが始まると、集まった人々がカメラの代わりに手にしていた『セルフィ』は武器と見間違われ、観光客や通行人はテロが起こったと思い、大パニックになったのです。逃げ惑う人々で穏やかなリゾート地は大混乱。警察が出動して、5人のドイツ人は逮捕されるという予想外の展開になったのです。

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不特定多数ターゲットへのフラッシュモブの難しさ

このフラッシュモブの何が問題だったのでしょう。まず初めに、ターゲットが不特定多数の人だったということが上げられます。駅や空港での素晴らしいフラッシュモブの成功例も沢山ありますが、やはり今の世の中では人が多く集まるところでのテロが実際に起こっているかぎり、人々は敏感になっています。そこで、大勢の人に押し寄せて来られると攻撃させると勘違いすることも理解できます。なので、不特定多数へのサプライズを行う場合には、どんな種類のフラッシュモブかが成功するかしないかに大きく関わってくるのです。

そこに感動を残したい

やはりフラッシュモブを実行するかぎりは、喜んでもらいたいですし、そこに感動を残したいものですよね。そう考えれば、特定のターゲットへのサプライズの方が成功する可能性はグンと高くなります。そういう意味では、今、日本でのフラッシュモブで一番多いケースのプロポーズや結婚式で実行することが、一番平和でとても理に適っていることなのかもしれません。

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